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2015年5月 4日 (月)

石井ますみの獣医学入門 若年性腎不全 レーザー、丸山ワクチン、栄養医学

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石井ますみの獣医学入門  若年性腎不全 レーザー、丸山ワクチン、栄養医学
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               No.400
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  ☆━★━☆━★ ますみの獣医学入門★━☆━★━☆

    前向きにコツコツと生活したいものです。

  

        _Ω___  
        ∠| ̄ ̄ ├&#   獣医学臨床を通して
       ζζ\_/    みなさまといろいろと考えていきたいと思ってます。
 ( ^^) _旦~~(~~)    

       ~~     煎茶を飲んで、一服しながらどうぞ。
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 5月ですね。GWいかがお過ごしですか?
 メルマガを読んでいただき、ありがとうございます。
 発行人の石井ますみです。
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▼INDEX▼
 ■若年性腎不全 レーザー、丸山ワクチン、分子整合栄養医学
  ■光とICG修飾リポソームを用いた次世代がん治療 岡本教授
 ■ ペットのがん予防と治療の最前線 朝日カルチャーセンター@くずは
 ■「ますみ先生のにゃるほどジャーナル ――動物のお医者さんの365日」
 ■Vet Welホームページの新たに「オーナー皆様」
 ■ますみの近況 犬のオヤツ (ココナッツオイルとキモ)鉄分豊富
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■若年性腎不全 レーザー、丸山ワクチン、栄養医学

 他院より転院してきました。2歳のアビシニアン。腎不全という診断でした。
以下が血液検査の結果です。

 血液尿素窒素  >140mg/dl
 クレアチンニン  13.2mg/dl

という血液検査の値で、非常に重篤な状態でやってわけです。他院の獣医師より、
利尿剤に反応しないということなので、同じ治療はしていません。

ネコの体を触ってところ、浮腫んでいて、辛そうでした。
以下が治療方法です。

(治療)
1、生食+ビタミンC+ビタミンB類の持続点滴
2、生食+ビタミンC+ビタミンB類の皮下点滴
3、丸山ワクチン 隔日
4、レーザー(2,5W  10分)
5、ステロイド 0.1ml/kg
6、マッサージ
7、サプリメント ソフィアアクト1本/日
8、強制給仕(a/dとプロテイン、ハートアクト(サプリメント))
9、嘔吐があるので、プリンペラン投与

(治療後の血液検査)

 血液尿素窒素  52.6mg/dl
 クレアチンニン  1.6mg/dl
 アルブミン    3,2g/dl

 と正常に近づきましたので、退院しました。しっかりフードを食べて診察室内を
動き回っていました。

 腎不全になったときに、栄誉医学的なアプローチも大切です。2歳なので、いわ
ゆる一般的な高齢の猫の腎不全とは違うのではないか、と考えました。

 何か理由で一時期、腎臓がちゃんと動いていなかったようです。

(考察)

 レーザー治療として2,5w程度を10分当てると反応があったようです。浮腫んで
いるので、それにもよく2日すぎたぐらいに排尿をしました。レーザーは、膀胱と
腎臓付近を当てました。

 一症例ですが、スーパーデーターなので、ここで報告しておきます。
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■光とICG修飾リポソームを用いた次世代がん治療
岡本芳晴先生  鳥取大学農学部共同獣医学科獣医外科学教室教授

当院でやっているがん治療です。

【要約】今回新たに開発したICG修飾リポソーム(ICG-lipo)と光源装置
を用いたがん治療の原理を紹介します。

 本治療は、ICG-lipoを血管内に投与し、EPR効果を期待して腫瘍組織内に蓄積させた
後、外部より光照射するという極めて単純な治療法です。その結果、温熱効果、光線
力学効果、さらには内包された抗がん剤等の作用により、抗腫瘍効果を発揮させます
。今回、この治療法を用いて治療を実施した症例を紹介します。

【はじめに】我々は、インドシアニングリーン(ICG)の光特性、すなわち
800nmの光を吸収して発熱(温熱効果)、600-800nmの光を吸収して活性酸素を誘導
(光線力学効果)することに注目して、そのがん治療への応用の可能性を模索して
きました。

本治療法を光線温熱療法(Photodynamic Hyperthermal Therapy : PHT)と
命名し、さらにPHTに局所抗癌剤を併用する方法を光線温熱化学療法
(Photodynamic Hyperthermal Chemo-Therapy : PHCT)
と命名しました。

しかし、この治療法の対象は表在性腫瘍を対象としたものであり、深部の腫瘍には適

ではありませんでした。また、この治療法にもいくつかの問題点があることがわかり
ました。一つは、鼻腔内のような腫瘍の存在が肉眼で十分確認できない部位において
は、色素剤を腫瘍に的確に投与することが困難なことです

他の問題点として、色素剤を腫瘍組織内に均一に投与することが困難なことがありま
す。

続きは、以下を読んでください。

http://vth-tottori-u.jp/wp-content/uploads/2013/07/topics.vol_.15.pdf
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■ ペットのがん予防と治療の最前線
(日程)5月30日(土)
(時間)10時半から12時

(場所)朝日カルチャーセンター くずは教室

 がんの三大治療は、1、外科手術 2、放射治療 3、抗がん剤
それ以外のがんに治療も考えてみましよう。免疫学治療、温熱療法なども紹介します。

https://www.asahiculture.jp/kuzuha/course/f3dc3ef8-bbab-c2ac-1ef0-54d4748eb52b?fb_action_ids=760920500672290&fb_action_types=og.likes&fb_source=feed_opengraph&action_object_map={%22760920500672290%22%3A701232039998756}&action_type_map={%22760920500672290%22%3A%22og.likes%22}&action_ref_map=[]

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■祝 「ますみ先生のにゃるほどジャーナル ――動物のお医者さんの365日」
 青土社 

 朝日新聞の6年間の連載が本になりました。
 4月4日、朝日新聞の文化欄でも、紹介されました。

 娘が表紙のイラストを描いてくれています。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791767756?ref_=sr_1_1&qid=1395192923&sr=8-1&keywords=%E7%9F%B3%E4%BA%95%E4%B8%87%E5%AF%BF%E7%BE%8E
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■niftyペット 「病気になりにくい飼い方」

以下のこんな記事も書いています。

http://pet.nifty.com/column/body/d140120000174/

みなさんも読まれて、良かったら、いいねを押してみてください。
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■Vet Welホームページの新たに「オーナー皆様」

ペットの健康づくり
健康づくりって必要なの?

 20年前だと、犬は、フィラリア症やジステンパーなどの感染症で命を落としま
した。数年で亡くなってしまうことが多かったです。健康づくりついて考えなくて
もよかった時代です。

 続きは以下です。
http://vet-wel.com/owner/contents/health.html

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■ますみの近況 犬のオヤツ (ココナッツオイルとキモ)鉄分豊富
              (ココナッツオイルと砂肝)鉄と亜鉛    
 がんの子を治療をしていると貧血の子が多いです。
 それで、鉄分の多いキモを使ったオヤツを考えました。

 ココナッツオイルが入っているので香ばしく、愛犬も喜んで食べてくれている筈
です(愛犬のラッキーにあげましたが、作る前からオーブンの下を走りまわってい
ました)

 ちょっと手間ですが、愛犬が元気になり、添加物ゼロなら頑張って作りてみるの
もいいですよ。

 食べ物の知識が増えれば、病気の予防にもなります。
 貧血しているということは、赤血球が作りにくくなるので、酸素を全身の細胞に
届けにくくなります。病気が増えるのは当然のことでしょう。だから、貧血に十分
も注意を。

クックパットにレシピを載せていますので、ご覧になってください。
(ココナッツオイルとキモ)鉄分豊富
http://cookpad.com/recipe/3155579?et=38223

(ココナッツオイルと砂肝)鉄と亜鉛
http://cookpad.com/recipe/3155691
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■石井万寿美の既刊

これで13冊の本を出しています。

amazon.co.jpで購入出来ます。

http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_ss_i_0_3?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%E7%9F%B3%E4%BA%95%E4%B8%87%E5%AF%BF%E7%BE%8E&sprefix=%E7%9F%B3%E4%BA%95%E4%B8%87%2Cstripbooks%2C493
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■ホームページ 『まねき猫ホスピタル』
    <http://www.sam.hi-ho.ne.jp/manma>

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■発行者: 石井万寿美

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