2次診療
いまや、ペットも2次診療が受けれる時代になった。ちょっと前だと、かかりつけの動物病院しかなかった。
が、大学付属の動物病院に行ったり、2次診療専門の動物病院に通ったりもできる。それだけ、飼い主の選択が増えたのだ。
そういうシステムになったので、いわゆるホームドクターは、いろんな治療ができることを飼い主にインフォームドコンセントしないといけない。飼い主の中には、いくらお金がかかっても最高の治療を受けさせたいという人もいる。
一方、無理な延命治療はいらないので、安らかにに最期を迎えたいという人もいる。そのあたりは、ホームドクターとよく話しあって決めてほしい。
こう書くと簡単なように見えるが、なかなか難しいのが現状だ。
それは、ひとえに獣医師は動物が好きがだけれど、人間と話すのが苦手な人も多い。それで、コミニケーション不全を起こすのだ。飼い主としては、そんなつもりではなかったのに、ということになる。
12月30日の読売新聞の顔に
「ペットロス」への十分な配慮を訴える獣医師
磯部 芳郎さん(69)が載っていた。
東京・東久留米市で開業している動物病院に、ある日、高齢の女性が請求書の束を手に現れた。計155万円。大学病院に支払った愛犬のがん治療費だという。「苦しさに耐えさせて、残ったのはこれだけでした」という女性のつぶやきが心に残る。
ペットの死で飼い主が心身の調子を崩す「ペットロス」が問題化している。過剰な延命治療に疑問を抱き、安らかなに最期を見送ることも「獣医師と飼い主の役目」だと強調する。
泣いても笑っても、子どもの顔になる。多くのペットを飼い主とともにみとり、涙を流してきた。、最近、体験を「動物医者の独り言」という一冊にまとめた。「ペットと暮らせることの意味を見直してほしい」という。
家族の愛情に恵まれなかった少年時代、愛犬ムスクがそばにいた。「動物との共生」を生涯のテーマにして、国の研究所勤務などを経て開業。今は、飼い主に先立たれたペットの高齢者による共同飼育も計画している。
その姿勢のファンは多い。本には作家の津村節子さんが後書きを寄せる。<病気を看るだけの獣医ではない>
(生活情報部 松本美奈)
この文脈からいくと高額の医療が罪のように感じる。
でも、実際に診療をしていて、やれるだけのことをしてあげて幸せだという人もいることは、事実だ。
ここで提案だけれど、自分の大切な動物を最期をどうように迎えてあげたいか、考えておくのもいまの飼い主の義務だと思う。
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