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2008年11月

2008年11月30日 (日)

猫に生理ってあるの?

244番目のメルマガにも書きましたが、アップしておきます。


 人間の癖で、自分たちを中心に基本にものごとを考えることが多い。
 人間の女性は、ある時期になると、月に1回ぐらい生理がある(もちろん、固体差
はあるけれど)。

 それで、哺乳類というものは、そんなもんやろと思っている。

 犬は、生理周期は、人間と違って半年に1度、人間と同じように膣のところから、
血が混じった分泌物が出る。だから、生理・ヒートになったというのがわかりやすい
(これも固体差があって、出血が少ないものがいる。でも、よく見ていると膣が腫れ
るのでわかるのよ)

 ほんなら、猫も同じようやろ、と思う。

 ・・・ちょっとまった~!である。

 猫は、膣から出血しない。もし、自分のうちの猫が、出血していればすぐに動物病院
に連れて行こう。それは、病気だ。これは、診察してなくてもいえる。

 猫は、交尾排卵動物といって、交配することによって、排卵されるのだ。
 それは、猫は元来、単独生活の動物なので、自分が勝手に発情しても、周りにオス
がいないとその発情のエネルギーが無駄になる。

 だから、交尾したときに排卵されるので、膣から出血しないのだ。
 こう理解すると、面白いね。

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堺市立錦小学校 出前授業

石井万寿美 動物の不思議、動物を飼うということ

2008年 12月02日(火)

10;40~
  2時間の予定

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M3カルチャーセンター ペットも介護の時代

石井万寿美 ペットも介護の時代

2008年12月7日(日)
14:00~16:00

シャドーおだか
 (鳥取県米子市尾高)

http://m3culture.jp/?m=wp&WID=6038

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2008年11月29日 (土)

数値化

 最近の飼い主は、猫や犬の症状を、「あまりよくない状態だから、連れてきてください」といっても、そんなものかな~と思うらしい。つまり、説得力がないのだ。

 それで、なるべく数値化して、説明することにしている。
以下が、ネコの腎不全の表だ。

病期   <腎機能の程度>   《血漿クレアチニン》  残存腎機能     備考
  _____________________________________
第Ⅰ期  腎疾患初期      <1.6          33%     ・不十分な尿濃縮能、
     ~腎機能不全     非窒素血症                腎の触診の異常

 

_____________________________________
第Ⅱ期  腎機能不全      1.6-2.8         25%     ・多飲多尿、
     ~腎不全初期     非窒素血症から            ・ 軽度の窒素血症

 

_____________________________________
第Ⅲ期  尿毒症腎不全初期   2.9-5.0         10%     ・様々な症状がある
                軽度から中程度の
                窒素血症
  ______________________________________
第Ⅳ期  尿毒症~末期腎不全  >5.0         <5%      ・治療困難

_____________________________________

それで、レベルⅣまであって、どの程度か、説明する。
たとえば、「ミーコちゃんは、レベルⅣの中のⅢです」というように。
そうすれば、なんとなくわかりやすいようだ。

 

内田樹氏は、アエラの08.11.10号の「子どもの成長は「格付け」できるか」の中で次のよう書かれている。

 

水泳教室でインストラクターをしているゼミ生の話では、「顔を水につけられた」「目が開けられた」というふうに、技術を一つ取得するごとに級が上がるようなシステムになっているのだそうである。(略)
 情けない話だが、私たちが格付けに依存するのは、数値に示さない微細な徴候に基づいて「人を見る目」を失ってしまったからだなのである

 これは、教育についての話だが、いまの飼い主はより数値化して話す方が、うまく伝わる。だから、私は、腎臓病、腎臓病などの分類表を持っていて、それを飼い主に渡す。

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2008年11月28日 (金)

ブルセラ症の影響で中止の二俣ドックラン再開

私は、臨床獣医師を20年以上しているけれど、ブルセラ症の犬を診断したことがない。

だから、いまのところは珍しい病気なのだ。

そんなら、心配しなくてもいいか? ということになる。

ちょっと考えて欲しい。

いまのワンちゃんのライフスタイルは、大きく変わっている。

というのは、「犬の幼稚園」「ドックラン」なんかは、なかった。

そこに行くと、不特定多数の犬と会うことになる。そうなると、病原菌を持っている犬がいれば、いっきに広ろまるのだ。

ましてや、犬から人間にもかかる病気なので、人間も注意が必要だ。

 

だから、市川市は、ドックランを禁止していたのだ。

以下は、犬ニュース01からいただいたものです。

http://news01.net/news/2008/11/20081120150409.php

二俣ドッグランは、2008年10月に千葉県浦安市内の動物取扱業者 株式会社ジャネットが運営するジャネット村浦安店においてイヌブルセラ症に感染した犬が確認されたことを受けて、感染拡大の恐れがあることから2008年10月8日以降ドッグランの使用を一時中止。イヌブルセラ症は人に感染する可能性もあり、流産した犬の世話をする際はゴム手袋の着用を呼びかけるなど、注意を呼びかけていた。

同市では、使用中止期間中に二俣ドッグラン内の消毒等の作業を実施。消毒等が終ったことから、また犬と一緒に遊び正しいしつけの知識を身につけると共に、飼い主たちの情報交換の場として二俣ドッグランの使用を再開する。

市川市のドックラン開催のサイト

http://www.city.ichikawa.lg.jp/pub01/1111000014.html

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飼う前に考えて!

 犬や猫の寿命が、ここ10年ぐらいで飛躍的に延びた。
 以前だったら、10年も生きないので、そう深く考えず、犬や猫を飼うことができた。
 いや、考えないもで、そういう問題は、そう起こらなかったのだ。

 この問題については、「老犬ホーム」でも書いているので。

 だが、最近は、猫でも20年を超えるもの、犬では15年を超えるものまでいる。そうなると、やはり、体のどこかに変調をきたす。

 犬なら、下半身麻痺、認知症になり、夜のなると、徘徊する、夜鳴きするなどの問題に悩まされるのだ。

 猫は、犬ほど深刻ではないが、やはり夜鳴きが問題になる。

 獣医学で、認知症の夜鳴きなどを軽減する薬はあるが、毎日のことになるなると、結構、お金はかかる。

 動物を飼うということは、そんなことを孕んでいるのだ。

 10年前、15年前と同じように、飼い主が元気であればいいが、人間も生物なので、犬や猫と同様、老いが来る。人間の方で、問題になっているが、「老人が老人を介護する」ように、「年配の人が、高齢犬を介護する」することもある。

 まだ、介護してあげようと思う人がいれば、いいが、そうじゃないときは、悲劇だ。
と私は、思っている。

 こんな啓蒙的なことは、いいたくないが、以下のようなことをもう一度、考えて、動物を飼い始めて欲しい。

環境省自然環境局のサイト
動物の愛護と適切な管理
「ほんとうに飼えるかな?(かう前に考えよう)」

1、あなたの住まいはペットの飼える住宅ですか?
  転居や転勤の予定はありませんか?

2、あなたの飼いたいペットは、あなたのライフスタイルに合っていますか?

3、あなたの家族は全員動物を飼うことに賛成していますか?

4、家族に動物に対するアレルギーを持っている人はいませんか?

5、毎日欠かさず世話に時間と手間をかけられますか?

6、あなたの体力で世話ができるペットですか?

7、近隣に迷惑をかけないように配慮できますか?

8、ペットの一生にかかる費用を考えてみましたか?

9、生涯にわたる計画をたててみましたか?

10、万一、飼えなくなったときのことを考えてますか?

ということがらが、以下のサイトに詳しく載っている。


http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/1911a/pdf/full.pdf

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2008年11月27日 (木)

知識ゼロからの美術館入門

知識ゼロからの美術館入門 Book 知識ゼロからの美術館入門

著者:青柳 正規
販売元:幻冬舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

文章だけを書いていると、どうも煮詰まってしまう。
そのとき、芸術に触れるとなんか心が解き放たれたように感じる。
知識はないけれど、心の中がぐらりと変わるのだ。

ちょっと遠出をしたときに、ここに美術館ばあるんだ、と知っていると便利だ。
この本から、「岡本太郎記念館」に足を運んだ。
やはり「芸術は爆発」だった。

目次(私の手打ちです)
_____________________________
選りすぐりの公立美術館
こだわりコレクションに出会える美術館
現代美術の大作が並ぶ美術館
建築もアートな美術館
自然の中でアートにひたる美術館
ファンなら行きたい個人美術館
_________________________________

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2008年11月25日 (火)

生物と無生物のあいだ

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書) Book 生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

著者:福岡 伸一
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


「できそこないの男たち」
を読んで感動して、この本を読んだ。

福島伸一先生は、サイエン本では、面白い書き手として有名でだ。
「生物と無生物のだ」は、新書大賞・サントリー学芸賞のダブル受賞で、50万部も突破している。

ノベルー賞を聞けば、なんか人類で知的な人のことで、遠い世界と感じれる。
いやいやそこには、人間臭いドラマが隠れていることを教えてくれる。

講談社のサイトから
_________________________________

目次第1章 ヨークアベニュー、66丁目、ニューヨーク
第2章 アンサング・ヒーロー
第3章 フォー・レター・ワード
第4章 シャルガフのパズル
第5章 サーファー・ゲッツ・ノーベルプライズ
第6章 ダークサイド・オブ・DNA
第7章 チャンスは、準備された心に降り立つ
第8章 原子が秩序を生み出すとき
第9章 動的平衡(ダイナミック・イクイリブリアム)とは何か
第10章 タンパク質のかすかな口づけ
第11章 内部の内部は外部である
第12章 細胞膜のダイナミズム

____________________________________

このように、時間軸、そして、福岡伸一先生の留学の話がうまいぐらい織り交ぜられていて
楽しく読める。
まるで、ミステリーを読んでいるような感覚だ。

理科系卒の社会人は教養として、読んでおくべきだと思う。

内田樹の研究室に「生物と無生物のあいだ」の感想が載っているので、読んでみて
ください。
たいへんアカミックでわかりやすく書かれている

http://blog.tatsuru.com/2007/04/21_1028.php

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岡本太郎記念館

上京していたので、岡本太郎記念館に行ってきた。

http://www.taro-okamoto.or.jp/

表参道から、歩いて8分ぐらいの素敵な場所にあった。
ここで、暮らされたいたようだ。
アトリエもあり、岡本太郎さんの息吹が感じられるようで、たいへん感動だ。

大阪に暮らしている私は、万博公園に「太陽の塔」がそびえていて、
岡本太郎さんは、たいへん身近な存在なのだ。

作品からは、「芸術は爆発だ!」というのが感じられる。

以下の写真は、岡本太郎記念館から、いただきました。

Okamototarou

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2008年11月22日 (土)

受験シーズン

動物のお医者さんになりたい Book 動物のお医者さんになりたい

著者:石井 万寿美
販売元:コスモヒルズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する


を書いたので、受験生からメールをいただく。
メールをいただく度に、今年も受験シーズンの到来かぁと思いにふける。

私も高校3年生、浪人と大学受験をした。
それを経て、獣医師になった。その当時、獣医師になれば、それで、もうOKだと
思っていた。
が、実際、卒業して20年以上が過ぎているが、もっと勉強していれば、よかった
と思っている。

獣医学だけではなく、広く読書をして、もっと知識をいれておけばよかったといまさら、
思う。それで、セッセと本を読んでいる。
どんな本を読めば、いいかわからない人は、目利きの人が読んだ本を読むのが、
おススメだ。

以下のサイトは、勝間和代さんのものです。

http://pod.j-wave.co.jp/blog/booklovers/

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2008年11月21日 (金)

ブルセラ症(Brucella)3

私が書いた、ブルセラ症の記事は

アニマル・メディア社発行の「infovet」 sep 2008 voil.11 no.8を参考に書いた文章です。

これは、獣医師専門の雑誌ですが、直接、

アニマル・メディア社発行の「infovet」

問い合わせいただければ、バックナンバーでも誰でも購入できます。

動物が中心な記事ですが、人畜共通感染症なので、人のことも載っています。

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出前授業の感想・小中高校生の暴力 最多

小中高校生の暴力 最多
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/education/

今日の朝刊の朝日新聞の見出し。
ショックでした。
獣医師以外にも、出前授業している私は、肌で感じる。
子どもたち、寂しいし、希望が欲しいのだと。

昨日の中学校、やはり、ざわざわしているち、50人ぐらいいて、途中で
立つ人が2人ぐらいいたかな~。
それに、お弁当を持ったせない親がクラスに2人ぐらいいて、コンビン弁当
を数えたら、もっとの数だそうです。
 
幼稚園から、ずっとお弁当、朝ご飯を作っている私としては、
そんなことよく子どもに出来るな、と思うと、なんか胸がしめつけられる
思いです。
私もたいした料理を作っていないけれど。
仕事から、帰ってきて、娘と話しながら、味噌汁を作って、
それを夜食と、朝に出しいる程度。
娘は、パンがそれほど好きではないので、ほぼ、和食です。

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2008年11月20日 (木)

堺市立旭中学校出前授業

堺市立旭中学校出前授業

いまから、中学生のみなさんに、キャリア教育
の出前授業をしてきます。

90分です。
・・・おとなしい学校だったらいいけれど。
また、報告します。
月に1回は、出前授業をしています。
どうやったら、獣医師になれるか? 獣医師をしていて、いいこと
困ったことなどを話してきます。

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2008年11月19日 (水)

脳にいいことだけをやりなさい

「脳にいいこと」だけをやりなさい!

      

買ったきっかけ:
茂木健一郎さんが、訳をしていたので。

感想:
脳をいかに活性化させて、幸せになるか」ということが、書かれている。
脳が、元気だといろいろと行動力にもつながる。

おすすめポイント:
脳にいいことの7つの要素

1、ネガティブ思考の「大そうじ」をする
2、プラス思考で、脳にポジティブな回路をつくる
3、何事にも「愛情表現」を忘れない。
4、全身の細胞から健康になる
5、瞑想などで脳を「人智を超えた大いなる力」につながる。
6、目標をもち、脳に眠る才能を開拓する。
7、つき合う人を選んで、脳にいい刺激を与える。

「脳にいいこと」だけをやりなさい!

著者:マーシー・シャイモフ

「脳にいいこと」だけをやりなさい!

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2008年11月18日 (火)

ブルセラ症について。

ブルセラ症について以下のようにブログに書いた

__________________________________

人の症状

波状熱、悪寒、筋肉痛、リンパ節の腫れ、疲労感などの風邪のような症状。5%の
人は、中枢神経症を伴う。

_________________________________

この中の5%の質問を受けた。

もちろん、私は街の臨床獣医師なので、この文章は、アニマル・メディア社発行の
「infovet」
 sep 2008 voil.11 no.8からの文章です。

書かれているのは、度会雅久先生(山口大学農学部獣医公衆衛生学研究室)

「罹患者のうち約5%は中枢神経症状を伴う神経ブルセラ症(neurobruellosis)を発生するといわれている

この文献の出典は、

coebel.JM:Brucellosisi:an overview.Emerg Infect Dis,2:213-221,1977

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2008年11月17日 (月)

老犬ホームの時代

11月16日・朝日新聞・老犬ホームの時代


 老人ホームならぬ「老犬ホーム」が各地に誕生している。家庭で世話できなくなった犬を有料でケアする施設だ。年老いた犬の夜鳴きに悩んだり、飼い主自身が老人ホームに入ったりと、預ける事情は様々。人間顔負けのペットサービスはどこまで進むのか。

 「よくかんで食べてね」

 オムツ姿で寝たきりのラブラドルレトリバーに、女性スタッフがスプーンを差し出した。お湯でふやかしたエサを食べ終えると注射器で水を飲ませてもらう。満足したようにベッドに寝そべった。

詳しいことは、以下のサイトで

http://www.asahi.com/national/update/1116/OSK200811150100.html

朝日新聞には、私のコメントが載っているが、サイトには載っていないので、
ここに書いておきます。

 
 「老犬との暮らし方」の著書がある獣医師・石井万寿美さんの話 
    飼い主には様々な事情があり、老犬ホームは選択肢の一つとしてあってもいい。
    それでも老犬介護は大変な作業。
    預けた犬が本当に幸せに暮らしているか、定期的に訪ねるなど気遣ってほしい。
    犬を飼うというのは、一生の責任を持つということ。
    やはり最後までみとる覚悟を持って飼うべきだ。

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2008年11月16日 (日)

動臨研 年次大会

第29回 動物臨床年次大会

http://www.dourinken.com/taikai.htm

獣医師の学会に行って、最先端の獣医学を勉強していきました。

病院の中にいれば、自分のレベルがどれぐらいかわらないけれど、
動臨研にいけな、いつももっと勉強せんとあかんなと思います。

痛みの学会で、ペインコントロールを学んできました。
やはり、術後は、出したほうがいいようです。
私も積極的にペインコントロールして痛みの少ない手術をこころがけて
います。

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2008年11月15日 (土)

ブルセラ症(Brucella)

ブルセラ症(Brucella)

 日本での最初のブルセラ症は、1971年、静岡のビーグル犬のブリダーで流産が起こる。発生したブリダーは、米国から輸入したビーグル犬から感染たらしい。それから、全国に広がった。

10月にレンタルドック店で、ブルセラ症が出て問題になっている。
詳しい記事は以下にあります。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081015k0000m040139000c.html

このブルセラ症は、人畜共通伝染病。つまり犬から人間にうつるということ。
ワクチンはない。

(感染経路)
 交尾感染、経口感染、経皮感染、
 ブルセラの病原菌が入っている食事を食べたり、水を飲んだりする。または、流産した悪露が犬舎にそれに触れて、感染。
 精子、尿、おりものから、病原菌を排泄。

 もし、ブルセラ症が出たら、塩素系の漂白剤で消毒。

(犬の症状)
 流産、不妊、精巣炎、精巣の腫れや萎縮。
 感染していても外見上、無症状にこともある。それで病原菌を撒き散らしていることもある。

(人間の症状)
 波状熱、悪寒、筋肉痛、リンパ節の腫れ、疲労感などの風邪のような症状。5%の人は、中枢神経症を伴う。

(検査方法)
 動物病院では、血液検査してもられば、すぐにわかる。
 料金は、1万円前後以上する筈。

(治療)
 ストレプトマイシン、テトラサイクリンの抗生剤を1カ月以上、投与。
 それで、血液検査をして陰性が出るまで。

(予防)

 1、動物と接した後は手洗い
 2、過度の接触はさける(口移し、一緒に入浴、寝具を共にするはやめる)
 3、飼育ゲージを掃除するときは、手袋、長靴、マスクをつける
 4、幼児の動物が接するのを注意する
 5、室内の排便、排泄はさせない。させている場合は、すみやかにかたづける。
 6、外部から、犬の侵入を防ぐ。
 7、常に動物の健康状態を注意する。

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2008年11月14日 (金)

響きあう脳と身体

響きあう脳と身体 (木星叢書) Book 響きあう脳と身体 (木星叢書)

著者:甲野善紀,茂木健一郎
販売元:バジリコ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

目次(私が打ちました)
________________________
1、身体の同時並列性と科学
 時系列の科学と、同時並列の身体
 信仰化する科学
 身体の同時並列性
 複雑なシステムは記述できない
 ロボットに意思はない

2、欲望の力
 「知」が人の足止めをする
 火事場のばか器用
 リミッターを外す
 命に対する畏怖と生命の爆発力
 遊びの中の学び
 興味の力
 方法論を産み出す学び
 常に「渇き」を求める
 社会のマニュアル化と言語狩り
 世間にかかわる、世間から離れる

3、身体を通した教育
 感化力が教育の鍵
 個人としての有能さよりも、コラボレーションできる力
 数学の理科も、歴史を通して、身体で学ぶ
 ノイジーな環境でこそ、子どもは育つ
 多様性は社会の豊かさ
 AかBか、ではなく、AもBも
 サイバースペースで活躍したければ甲野さんところに行け

4、同時並列的知性にむけて
 限定が知を生み出す
 運命の定不定、脳の偶有性
 有限の身体と宿る無限の可能性
 いかにミーム(文化的遺伝子)を伝えるか
 生身のアウラと情報のズレ
 ウェブ2、0の身体性
____________________________

パソコンの前に座っている時間が長い私には、目から鱗でした。
…情報はたくさん持っているけれど、身体は痩せ衰える(筋肉が落ちるという意味)一方だと思い知らされました。
ジャンクフ―ドを食べながらプログラミングするような生活は辞めようと思いました。

甲野義紀さんが言われているようにいろんな筋肉を同時にパラレルに動かしいくことを、知的なレベルでもやっていかないと。

そんなんで時間を見つけて、身体を動かすためウォーキングしてます。

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2008年11月13日 (木)

臨床獣医師の高齢犬対策セミナー

臨床獣医師の高齢犬対策セミナーで話した内容です。
スライドからとっています。

飼育頭数 (ペットフード工業会ニュース)
(平成16年度)全国犬猫飼育率調査結果
1,245万7千頭

1980年代(20年前)の犬事情
伝染病(ジステンバー、パルボウイルス感染症)
犬は、外で飼うもの
マンションでは、
    犬の飼育は禁止

2007年の犬事情
フィラリア症の予防薬の普及(月1回投与)
予防注射の概念の普及
室内飼い
ペット可のマンションの普及(飼い主が早期発見しやすい)

ユキチの老い
ユキチを通しての実体験
大学5年生の時に、学校で拾った犬 当然、毎日、猫や犬の臨床に携わっていた。
もちろん、犬には老いがあることは、頭で知っている。
まさか、自分の犬が脳軟化症になるとは、思っていない。
眠るように亡くなるものだ、と信じていた。

ユキチを通しての実体験2
ある日、急に発作が起こったように見えた。
痙攣が起き、立ちにくくなった。
部屋を徘徊する。
寝たきり
飲み込めなくなる。
死亡16年と8カ月で、この世を去った。

ユキチの老い死後
どの犬でも老いはある
認知症もあるかもしれない。
自分の犬は特別ではない。
発作が起きれば、MRIを

ユキチの死後
食欲旺盛
ビー玉、髪飾りを食べる
食べるけれど、下痢気味(ライフステージによる消化器系の衰え)
自分が体験したことを広める
飼い主に説明
新聞に投書
本の出版

高齢犬とは、
大型犬(20キロ以上) ⇒7、8歳から
ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、秋田
中型犬、小型犬(20キロ以下)⇒ 10歳から
柴、フレンチブルドック、チワワ、ミチアダックスフンド

長寿の犬の特徴 (東京農工大学日本小動物獣医師会日本愛玩動物協会)
柴犬系統ミックス
純血種の平均寿命
11、3歳
ミックスの平均寿命
13、3歳

これからのショップ&サロン
老衰はない
高齢犬になれば、なんらかの病気がある
それと仲良くつきあっていく。

カルテを作ろう!
住所
電話
名前
動物の名前
生年月日

カルテを作ろう!2
動物の種類
食事の嗜好性
服などの好み

カルテを作るといいこと
数値化できる
レコーディングできる
客観的に見える
顧客の管理がしやすい
顧客を囲いこみやすい

高齢犬の病気
6割はガンで亡くなる
他には、心臓病
認知症
歯周病

ガンといわれても
触ればわかる
しこり
トリミングで発見→飼い主は感謝

ショップ&サロンでできること
トリミングのときに体を観察
ガンと聞いたら、栄養価の高い食事をすすめる。
シニアに入ったら、多いことを飼い主に知らせる。

小型犬の高齢時の病気
心臓病
僧帽弁閉鎖不全症
 加齢に伴って僧帽弁が完全に塞がない
心臓図
僧帽弁閉鎖不全症

心臓病の多い犬種
チワワ
マルチーズ
ジー・ズー
キャバリア

心臓病の症状
咳をする
抱きあげた時(気管)
興奮して鳴いた時(心臓)
夜の咳をする

・呼吸が速い
・舌の色
 黒→トリミング禁止・危険
 紫→トリミング禁止

心臓病の症状
抱くと心臓がゾワゾワしている
食欲がない
散歩を嫌う
突然死があるので注意

血圧計

シップ&サロンでできること
心臓病かもと指導する
興奮させない
鳴かせない
激しい運動はしない。
以前より温度には注意する(暑さも寒さも弱い)

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売り場マーケティングと高齢犬対策

売り場マーケティングと高齢犬対策

日:11月11日(火曜日)
時間:13:00~16:30
場所:毎日インテシオ4階大会議室
   大阪市北区梅田3-4-5毎日新聞ビルB1
詳しくは以下のサイトで。
http://www.interzoo.co.jp/Contents/education_seminer/osaka.html

インターズ主催のセミナーで

高齢犬とは何かという話をしてきました。

対象はペットショップ、サロンの方でした。

勉強をしようと思っている人ばかりなので、熱心聞いてくれました。

話した内容は、

:高齢犬とは?

:心臓病の話

第1回めに講師として呼んでいただき感謝してます。次も続くそうです。


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2008年11月11日 (火)

レッドクリフ

  eiga.comのサイトからhttp://eiga.com/movie/53290/critic

___________________________________

レッドクリフ Part I レッドクリフ Part I 11月1日より日劇1ほかにてロードショー
第2部への大いなる期待を高める“顔見せ”活劇

画像1[拡大画像]

「三国志」のクライマックス、「赤壁の戦い」を総計5時間で描く超大作の第1部だ。

ジョン・ウー監督は物語の構成上、臆面もなく黒澤明監督の最高傑作「七人の侍」を踏襲している。関羽・張飛・趙雲といった豪傑らを、歌舞伎の大見得よろしく、見せ場たっぷりに紹介(「三国志」ファンならずとも、この導入部によって物語世界の理解の助けになるはずだ)。あらゆる登場人物が出揃ったところで、曹操軍80万の大軍がたかだか4、5万の孫権・劉備連合軍に今まさに襲いかかろうとする寸前に「続く」となる。そのタイミングは「七人の侍」の「休憩」入り方と実に似ている。あの壮絶な“雨中の決戦”に匹敵するであろう、第2部の火と水がほとばしる"船での血戦”へ、大いに期待を高めてくれるのだ。

ウー監督によると、アクションシーンは全部で約200万フィート分、ハイスピードカメラで撮影したそうだ。スローモーションの連続はさすがに冗漫な感はぬぐえないが、いかにも中国らしい人海戦術で、「孫子の兵法」に書かれたさまざまな兵の配置隊形“陣形”を俯瞰目線で見せるダイナミズムは圧巻だ。

特筆すべきは周瑜役のトニー・レオンと諸葛亮役の金城武だろう。「三国志」でも一、二を争う知恵者2人の頭脳戦は、小気味いいほどに映画にユーモアをあたえている。特に、トレードマークの扇を優雅にふりかざす諸葛亮役の金城は、これまでのベストアクトではなかろうか。

(佐藤睦雄)

金城武さんのファンの私としては、とても素敵な映画でした。

三国志についてそれほど詳しくなくても、充分に楽しめました。

公式サイト  http://redcliff.jp/index.html


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2008年11月 9日 (日)

ペット法学会

渋谷総合法律事務所のサイトより

テーマ 「ペット―この10年」 

日時  2008年11月8日(土) 10時~16時30分

場所  大阪府高槻市・現代劇場

        〒569-0077 大阪府高槻市野見町2-33

            TEL 072-671-1061

[プログラム]

シンポジウム 「ペット―この10年」

    コーディネーター・司会       吉田 真澄

(午前の部  10時開始)

○総論 ペット―10年の総括   東京大学大学院教授        林  良博

○各論 ペットと住宅       旭化成ホームズ株式会社

                 住生活総合研究所所長       熊野  勲

    ペットと社会資本     西日本高速道路専務取締役     山本 正尭

    ペットと健康       (社)日本獣医師会理事      細井戸大成

    ペットと動物愛護     THEペット法塾・弁護士     細川 敦史

― 昼食休憩(12時30分頃より) ―    13時30分よりペット法学会総会

(午後の部  14時開始)

    ペットとビジネス     全国ペット小売業協会副会長    太田 勝典

    ペットと法律       帯広畜産大学教授・弁護士     吉田 真澄

○質疑応答 (16時30分頃終了)

久々に大阪で開催されたので、ペット法学会に参加してきました。

この10年でペットの環境は変わりました。世間に認知されるように。

そして、ペットブームから、いつもペットのいる生活にシフトしたように思います。

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2008年11月 7日 (金)

モモ

モモ (岩波少年文庫(127))

      

買ったきっかけ:
「10年後あなたの本棚に残るビズネス書100」にモモが載っていたので。
私は、幼い頃、それほど読書家ではなかったので、児童書をあまり読んでいないので、初めてモモを読んだ。

感想:
娘には、毎日、早くしなさいばかりいう母親をしています。
この本を読んで、何か大切なことを忘れていたことに気がつきました。
やはり、ゆったりして無駄なことを多くする人生を歩みたいものです。

おすすめポイント:
仕事に疲れた人、人生に疲れた人におすすめです。時間に追われるということが、よくわかります。

モモ (岩波少年文庫(127))

著者:ミヒャエル・エンデ

モモ (岩波少年文庫(127))

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ブーリン家の姉妹

ブーリン家の姉妹

エリザベス1世を生んだお母さんの話。エリザベス1世のパパは、

ヘンリー8世のなるのだけれど。

そのパパであるヘンリー8世は、6回も結婚している。

フランス語、スペイン語、ラテン語、などを話し、乗馬がうまくたいへん

インテリだったけれど、女好きで、冷酷だった。それは、映画を見ていただく

とよくわかる。

映画は、映像なので(当たり前だけでど)15世紀のイングランドがよくわかって面白い。

子ども、そして男の子を産まないといけない時代、そして、そんな境遇でなくて

よかった。

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2008年11月 6日 (木)

Barack Obama's acceptance speech in full

Barack Obamaさんが、次の大統領になりました。
黒人が大統領になる国って、米国って可能性があるところなのですね。
防弾ガラスなしでは、演説できない国というのも、米国らしいですね。

演説は、感動的だったので、子飼弾さんのサイトから、訳をもらいました。
以下です。

Dan the Translator

If there is anyone out there who still doubts that America is a place where all things are possible; who still wonders if the dream of our founders is alive in our time; who still questions the power of our democracy, tonight is your answer.

どんなことも可能なのがアメリカだということに疑念を抱いている方、建国者たちの夢がまだ生きているのだということに、そしてわたしたちの民主主義の力に疑念を抱いている方、今夜がその答えです。

It's the answer told by lines that stretched around schools and churches in numbers this nation has never seen; by people who waited three hours and four hours, many for the very first time in their lives, because they believed that this time must be different; that their voice could be that difference.

教会や学校に現れた長蛇の列が、そこで3時間も4時間も待っていた人々が、そこで生まれて初めて投票した人々が、その答えを出したのです。今回は違うのだと、今回は違う声をわたしたちはあげたのだ、と。

It's the answer spoken by young and old, rich and poor, Democrat and Republican, black, white, Latino, Asian, Native American, gay, straight, disabled and not disabled – Americans who sent a message to the world that we have never been a collection of Red States and Blue States: we are, and always will be, the United States of America.

答えを出したのは、若者であり老人であり、民主党員であり共和党員であり、黒人、白人、ラティーノ、アジア人、ネイティヴアメリカンであり、ゲイでありストレートであり、障害者でありそうでない人々です。アメリカ人は世界に訴えました。わたしたちはただの個人の集まりではなく、赤(共和党)と青(民主党)の州の集まりではなく、合衆国なのだと。これまでも。そしてこれからも。

It's the answer that led those who have been told for so long by so many to be cynical, and fearful, and doubtful of what we can achieve to put their hands on the arc of history and bend it once more toward the hope of a better day.

歴史というものに手をかけ、より良い明日に引き寄せることができるのだということに対する疑念、恐怖、そして冷笑に対する、答えががこれなのです。

It's been a long time coming, but tonight, because of what we did on this day, in this election, at this defining moment, change has come to America.

先は長くとも、今夜、今日、この選挙という決定的な瞬間にわたしたちの行動が、アメリカに変革を呼び寄せたのです。

I just received a very gracious call from Senator McCain. He fought long and hard in this campaign, and he's fought even longer and harder for the country he loves. He has endured sacrifices for America that most of us cannot begin to imagine, and we are better off for the service rendered by this brave and selfless leader. I congratulate him and Governor Palin for all they have achieved, and I look forward to working with them to renew this nation's promise in the months ahead.

マケイン上院議員から、感謝のこもった電話がきました。彼はこの長い選挙戦を戦い、そしてそれよりも長く困難な戦いを愛する国のために戦ってきました。彼は想像することさえ難しい犠牲に耐え、その無私なる献身の結果として、わたしたちはよりよい今日を享受しています。彼とペイリン知事の偉業を讃え、彼らとともにこの国の約束を新たにすることを熱望しています。

I want to thank my partner in this journey, a man who campaigned from his heart and spoke for the men and women he grew up with on the streets of Scranton and rode with on that train home to Delaware, the Vice President-elect of the United States, Joe Biden.

この長い旅を共に歩み、スクラントンの街角の人々のためにデラウェアから列車で通い続けてきた、次期副大統領ジョー・バイデンに感謝します。

I would not be standing here tonight without the unyielding support of my best friend for the last sixteen years, the rock of our family and the love of my life, our nation's next First Lady, Michelle Obama. Sasha and Malia, I love you both so much, and you have earned the new puppy that's coming with us to the White House. And while she's no longer with us, I know my grandmother is watching, along with the family that made me who I am. I miss them tonight, and know that my debt to them is beyond measure.

この16年間、家族の礎であり、私の愛の源であり、そして最も大切な友人であり続けた、次期ファースト・レイディであるミシェル・オバマなしには、今夜この場に私がいることはなかったでしょう。サーシャにマリア、愛してるよ。君たちの新しい子犬たちと一緒にホワイトハウスに行こうね。そしておばあさん。あなたはもうここにはいないけれども、私を私にしてくれた家族とともに見守ってくれていたことを承知しています。彼らの恩は計り知れません。

To my campaign manager David Plouffe, my chief strategist David Axelrod, and the best campaign team ever assembled in the history of politics – you made this happen, and I am forever grateful for what you've sacrificed to get it done.

今回の選挙を統括してくれたディヴィッド・プローフにチーフストラテジストのディヴィッド・アクセルロッドに、選挙至上最高のスタッフたち。これは君たちの成果です。君たちの犠牲には、一生感謝しなければなりません。

But above all, I will never forget who this victory truly belongs to – it belongs to you. It belongs to you.

しかし、この勝利が誰のものか、私は終生忘れません。これは、あなたたちの勝利です。あなたたちの勝利なんです。

I was never the likeliest candidate for this office. We didn't start with much money or many endorsements. Our campaign was not hatched in the halls of Washington – it began in the backyards of Des Moines and the living rooms of Concord and the front porches of Charleston.

私は最後まで最有力候補ではありませんでした。当初は資金も支持も微々たるものでした。わたしたちの選挙戦が始まったのはワシントンのホールではなく、デモインの裏庭であり、コンコードの居間であり、チャールストンの玄関先だったのです。

It was built by working men and women who dug into what little savings they had to give five dollars and ten dollars and twenty dollars to this cause. It grew strength from the young people who rejected the myth of their generation's apathy; who left their homes and their families for jobs that offered little pay and less sleep; from the not-so-young people who braved the bitter cold and scorching heat to knock on the doors of perfect strangers; from the millions of Americans who volunteered, and organized, and proved that more than two centuries later, a government of the people, by the people and for the people has not perished from this Earth. This is your victory.

この勝利を築いたのは、5ドル、10ドル、20ドルといったなけなしの資金を提供してくれた、額に汗して働く男女です。この勝利を育てたのは、無関心世代という神話を否定した若者たちです。家と家族を離れ、見返りも休みもほとんどない仕事に身を投じてくれた彼らです。酷寒や猛暑の中で、全くの他人の家をノックしてまわってくれた、今はもう若くない人々です。何百万人というアメリカ人がこの戦いに自ら加わり、自ら組織し、そして人民の、人民による、人民のための政府がこの地上から消滅していないことを二百年後に証明したのです。これは、あなたの勝利なのです。

I know you didn't do this just to win an election and I know you didn't do it for me. You did it because you understand the enormity of the task that lies ahead. For even as we celebrate tonight, we know the challenges that tomorrow will bring are the greatest of our lifetime – two wars, a planet in peril, the worst financial crisis in a century. Even as we stand here tonight, we know there are brave Americans waking up in the deserts of Iraq and the mountains of Afghanistan to risk their lives for us. There are mothers and fathers who will lie awake after their children fall asleep and wonder how they'll make the mortgage, or pay their doctor's bills, or save enough for college. There is new energy to harness and new jobs to be created; new schools to build and threats to meet and alliances to repair.

私は知っています。あなたがそうしたのは、私のためではないことを。あなたがそうしたのは、この先に待っている困難がどれほど大きいかを知っているからだということを。今夜は祝杯をあげても、人生最大の挑戦が明日から始まるのだということを。二つの戦争。危機に瀕する地球、今世紀最大の金融危機。今この瞬間にも、イラクの砂漠とアフガニスタンの山々では、勇敢なアメリカ人が命がけでがんばっています。子どもたちを寝かしつけた後、住宅ローンや医療費や教育費が払えるかどうかわからず眠れずにいる父母たちがいます。開拓すべき新エネルギー源、創出されるべき職。新しい学校、対応すべき脅威、そして修復すべき同盟がわたしたちを待ち受けています。

The road ahead will be long. Our climb will be steep. We may not get there in one year or even one term, but America – I have never been more hopeful than I am tonight that we will get there. I promise you – we as a people will get there.

今後の道のりは長く、そして上るべき坂は険しい。一年、いや一期かけてもそこに行くのは難しいでしょう。しかしアメリカよ、今夜ほどそこに行く希望が大きくなったことはありません。約束します。わたしたちは、一つの民としてそこに行くことを。

There will be setbacks and false starts. There are many who won't agree with every decision or policy I make as President, and we know that government can't solve every problem. But I will always be honest with you about the challenges we face. I will listen to you, especially when we disagree. And above all, I will ask you join in the work of remaking this nation the only way it's been done in America for two-hundred and twenty-one years – block by block, brick by brick, calloused hand by calloused hand.

後退や失敗もあるでしょう。大統領として私が下す決断に納得しない人々も少なくないはずです。わたしたちは政府が全ての問題を解決できないということを知っています。ですが、私はわたしたちが直面している問題を、包み隠さずあなたたちに提示するつもりです。むしろ私に賛成しない人々の声にこそ、私は耳を傾けるつもりです。あなたたちにお願いします。この国の再生に、その手を貸してください。過去221年間、そうしてきたように、一つ一つ問題を解決し、一個一個実績を積み上げていくしかないのですから。

What began twenty-one months ago in the depths of winter must not end on this autumn night. This victory alone is not the change we seek – it is only the chance for us to make that change. And that cannot happen if we go back to the way things were. It cannot happen without you.

21ヶ月前、真冬に始まった旅を、この秋の夜に終わらせてはなりません。この勝利そのものは、わたしたちの求めた変革ではありません。その手がかりに過ぎないのです。いままでどおりのやり方では、変革はおきません。あなたなしでは、それはありえないのです。

So let us summon a new spirit of patriotism; of service and responsibility where each of us resolves to pitch in and work harder and look after not only ourselves, but each other. Let us remember that if this financial crisis taught us anything, it's that we cannot have a thriving Wall Street while Main Street suffers – in this country, we rise or fall as one nation; as one people.

愛国の精神を呼び戻しましょう。それぞれのわたしたちだけではなく、お互いの面倒を見て、責任と負担を分かち合う精神を。この金融危機の教訓は、あなたの街をないがしろにしたまま、ウォール街をはやらせることはできないということです。この国では、わたしたちは共に栄え、共に廃れるのです。一つの国、一つの民として。

Let us resist the temptation to fall back on the same partisanship and pettiness and immaturity that has poisoned our politics for so long. Let us remember that it was a man from this state who first carried the banner of the Republican Party to the White House – a party founded on the values of self-reliance, individual liberty, and national unity. Those are values we all share, and while the Democratic Party has won a great victory tonight, we do so with a measure of humility and determination to heal the divides that have held back our progress. As Lincoln said to a nation far more divided than ours, "We are not enemies, but friends…though passion may have strained it must not break our bonds of affection." And to those Americans whose support I have yet to earn – I may not have won your vote, but I hear your voices, I need your help, and I will be your President too.

わたしたちの政治を長いこと毒してきた、幼稚な分断主義の誘惑をはねのけましょう。ホワイトハウスで最初の共和党大統領が、この州(イリノイ)から出たことを忘れないでください。自立、自由、そして国としての統一性を基盤とする党です。これらの価値を、わたしたちは党を超えて共有しているのです。今宵は民主党の大勝利ですが、わたしたちの進歩の障害となっている国民の分断を、わたしたちは修復せねばなりません。今よりさらに分断されていたこの国に対してリンカーンが言ったのは、「わたしたちは敵ではない、友人なのだ。情熱は異なれど、愛情で結ばれた絆を断ち切ってはならない」ということです。私を今だ支持しないアメリカ人のみなさん、私はあなたの票を獲得しなかったかも知れませんが、私はあなたの声に耳を傾けます。私にはあなたの助けが必要です。わたしは、あなたの大統領でもあるのですから。

And to all those watching tonight from beyond our shores, from parliaments and palaces to those who are huddled around radios in the forgotten corners of our world – our stories are singular, but our destiny is shared, and a new dawn of American leadership is at hand. To those who would tear this world down – we will defeat you. To those who seek peace and security – we support you. And to all those who have wondered if America's beacon still burns as bright – tonight we proved once more that the true strength of our nation comes not from our the might of our arms or the scale of our wealth, but from the enduring power of our ideals: democracy, liberty, opportunity, and unyielding hope.

そして、今晩の出来事を海外で目にした、議会や宮殿のみなさん。そして路地裏のラジオでこれを聞いている皆さん。この物語はあなたたちのものではありませんが、あなたたちとわたしたちは、運命を共にしています。アメリカのリーダーシップの夜明けがかかっています。この世界を引き裂くものたちを、わたしたちは遠慮なしに討ちます。そして平和と安全を求めるものたちに、わたしたちは遠慮なく手をさしのべます。アメリカという灯台が今も輝いているか疑問を持つ皆さん。わたしたちは今夜それを証明しました。わが国の力の源が、軍事力にでもなく、経済力にでもなく、尽きることのない理想にあるのだということを。民主、自由、可能性、そして確固たる希望にあるのだということを。

For that is the true genius of America – that America can change. Our union can be perfected. And what we have already achieved gives us hope for what we can and must achieve tomorrow.

それこそが、アメリカの天賦なのです。アメリカは、変われるのだということが。わたしたちの絆はさらに高められるのです。そしてわたしたちが今日までに成してきたことが、明日からわたしたちに出来て、そしてやらねばならぬことをやってのけられるのだという希望になるのです。

This election had many firsts and many stories that will be told for generations. But one that's on my mind tonight is about a woman who cast her ballot in Atlanta. She's a lot like the millions of others who stood in line to make their voice heard in this election except for one thing – Ann Nixon Cooper is 106 years old.

この選挙は空前の出来事に満ちています。このことは代々語り継がれていくことでしょう。ここでは一つだけ、アトランタで投票した女性のことに触れておきます。一票を投じるために長い長い列に並んでくれた何百万人の人々と、彼女は変わるところはありません。彼女、アン・ニクソン・クーパーが106歳だということを除いては。

She was born just a generation past slavery; a time when there were no cars on the road or planes in the sky; when someone like her couldn't vote for two reasons – because she was a woman and because of the color of her skin.

彼女が生まれたのは、やっと奴隷制度が廃止された頃です。車というものはなく、道路もましてや飛行機もありません。そして、二つの理由により、投票権もなかったのです。彼女は女性で、そして非白人だったのです。

And tonight, I think about all that she's seen throughout her century in America – the heartache and the hope; the struggle and the progress; the times we were told that we can't, and the people who pressed on with that American creed: Yes we can.

そして今夜、私は彼女が生き抜いたアメリカの一世紀に心をはせます。その心の痛みと希望に、その闘争と進歩に。「出来ない」と言われ続けてきたことに、そしてアメリカを突き動かしてきたその信念に、Yes we can -- わたしたちなら出来る、という信念に。

At a time when women's voices were silenced and their hopes dismissed, she lived to see them stand up and speak out and reach for the ballot. Yes we can.

女性の声が無視され、希望が封じられてきても、彼女は立ち上がり、声を発し、そして投票に向かったのです。Yes we can

When there was despair in the dust bowl and depression across the land, she saw a nation conquer fear itself with a New Deal, new jobs and a new sense of common purpose. Yes we can.

大恐慌がこの国に吹き荒れた時、彼女が目にしたのは、ニューディール政策と、それが生み出した新規雇用と共通の目標でその恐怖を乗り越えたこの国の姿でした。Yes we can.

When the bombs fell on our harbor and tyranny threatened the world, she was there to witness a generation rise to greatness and a democracy was saved. Yes we can.

爆弾が湾に降り注ぎ、暴君が世界を恐喝していた時、彼女は目撃したのです。それに対して立ち上がり、民主主義を守り抜いた人々の姿を。Yes we can.

She was there for the buses in Montgomery, the hoses in Birmingham, a bridge in Selma, and a preacher from Atlanta who told a people that "We Shall Overcome." Yes we can.

彼女は、モントゴメリーのバスや、バーミングハムの放水や、そしてセルマの橋も目にしました。そして聞いたのです。アトランタの宣教師が、「わたしたちは乗り越える」(We Shall Overcome)と説くのを。Yes we can.

A man touched down on the moon, a wall came down in Berlin, a world was connected by our own science and imagination. And this year, in this election, she touched her finger to a screen, and cast her vote, because after 106 years in America, through the best of times and the darkest of hours, she knows how America can change. Yes we can.

人類が月に到達し、ベルリンの壁が崩壊し、想像力と科学力が世界を繋ぎました。そして今年、この選挙で、彼女はタッチスクリーンに指を触れ、投票をすませたのです。アメリカにおける106年の人生を通して、彼女は最良の時も最悪の時も目にしてきたのです。彼女は知っています。アメリカが、変われるのだということを。Yes we can.

America, we have come so far. We have seen so much. But there is so much more to do. So tonight, let us ask ourselves – if our children should live to see the next century; if my daughters should be so lucky to live as long as Ann Nixon Cooper, what change will they see? What progress will we have made?

アメリカよ。わたしたちはこれほどの高みに来ました。これほどのものを目にしてきました。しかしやらねばならぬことはさらに多いのです。わたしたち自身に問いかけようではありまえせんか。もし子どもたちが次の世紀を迎えるのだとしたら、私の娘たちがアン・ニクソン・クーパーと同じぐらい運良く長生きしたとしたら、彼らが目にする変化がどれほどのものであるのか。わたしたちがたどりついた進歩がいかほどのものであるのか。

This is our chance to answer that call. This is our moment. This is our time – to put our people back to work and open doors of opportunity for our kids; to restore prosperity and promote the cause of peace; to reclaim the American Dream and reaffirm that fundamental truth – that out of many, we are one; that while we breathe, we hope, and where we are met with cynicism, and doubt, and those who tell us that we can't, we will respond with that timeless creed that sums up the spirit of a people:

その問いに答える機会が今なのです。今、この瞬間、わたしたちが子どもたちの機会への扉を開くのです。繁栄を取り戻し、平和を振興するのです。アメリカンドリームを取り戻すのです。そして、根源的な真実を再確認するのです。多からなる一が、わたしたちなのだと。息をしながらでも、希望は持てるのです。冷笑や疑惑や、「できるわけがない」という言葉に取り囲まれても、わたしたちは皆の信念を集めてこう言い返せるのです。

Yes we can.

Thank you, God bless you, and may God Bless the United States of America.

ありがとう。あなたに神の加護があらんことを。アメリカ合衆国に神の加護があらんことを。

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2008年11月 5日 (水)

非常識な成功法則

非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣 非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣

著者:神田 昌典
販売元:フォレスト出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

●もくじ(フォレスト出版のサイトから)

序 章  成功は「悪の感情」から始まる
魔法のランプのこすり方
なぜ成功者のアドバイスは障害になるのか
お金と心の問題を切り離す
凡人から脱するための2ステップ戦略

第1の習慣 やりたくないことを見つける
成功者が誰にも教えないこと
良い目標と悪い目標
私に30分くれ! 本当の自分に気付くはずだ
「やりたいこと」「やりたくないこと」の決着をつける
さらにミッションを見出す
自分のミッションを見出してみる
なぜ紙に書くと実現するのか?
成金と凡人の会話①

第2の習慣 自分にかける催眠術
現実をコントロールするか、されるか
眠る前にニタニタする
年収を10倍にするカギ
さらに加速化するためには……
目標の形式をチックする――SMART原則
目標を毎晩10個書く

第3の習慣 自分に都合のいい肩書きを持つ
成金と凡人の会話②
なぜ通常の成功法則はうまくいかないのか?
あなたのコンピュータの性能をバージョンアップするには?
一瞬にしてスーパーマンになる肩書きの威力
年収10倍を実現させるセルフイメージ

第4の習慣 非常識的情報獲得術
センスある人の共通点
カセットテープが奇跡を起こす
究極の勉強法「フォトリーディング」とは?
フォトリーディングは誰にでもできる
ひらめきを得るには順番が大事
「乗らないと損と思える提案」で成功者の扉を開く
クリックされたように世界が変わる

第5の習慣 殿様バッタのセールス
成金と凡人の会話③
営業マンは、悪女のように集めて、切る
興味のある客に手を挙げさせるには?
今度は集まった見込客を見極める
「断る営業」が凡人にとって効率的な理由
自分の客としてふさわしいか、お客を面接する
ふさわしくない客を見分けるには?
顧客リストは真空を嫌う

第6の習慣 お金を溺愛してみる
お金の匂いをかぐ効能
お金に対する罪悪感はこうして消し去れ!
お金が入る流れを一日も早く作る
お金に嫌われないお金の使い方
自分が欲しいだけの年収を得る方法

第7の習慣 決断は、思い切らない
成金と凡人の会話④
成功オタクが成功できないわけ
シナリオを作る思考プロセス
タイムマシンに乗って将来と現在の溝を埋める

第8の習慣 成功のダークサイドを知る
成金と凡人の会話⑤

[小室哲哉容疑者]5億円詐欺で逮捕 というニュースを聞いて私はショックでした。
日本の長坐番付で、4位?ぐらいに入っていた人が、こんなことになるなって。
あのお金はどこにいってしまったのか。

それで、この本を思い出した。

第8の習慣 成功のダークサイドを知る
成金と凡人の会話⑤

を小室容疑者は、よく理解していなかったのだろう。

やはり、お金を稼いだ人は、世の中に還元しないと。

私の夢は、売れるライターになって勝間さんがされてういる「チャボ」に
入れていただくことだ。

たくさん本を読んで、いい書き手になりたいものです。

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2008年11月 3日 (月)

ドンキホーテ

ドンキホーテ

うちの家には、車がない。
それで、車で行きやすいところになかなかいかない。
中学生の娘に、「ドンキホーテ」に行きたいとせがまれた。
ティーンが読む雑誌にドンキホーテで購入みたいなことが書いてあるのだそう。
娘は、コスメを購入。

私は、チョコ、コロナビール、洗剤などを購入。

小学校のころは、ママチャリで娘を乗せていたけれど、もうちゃんと着いてくるので、少々遠出をしても大丈夫。
自宅から半径5キロ以内はどこでも行けるようになった。

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2008年11月 2日 (日)

同窓会・高校

高校の同窓会(28年め)


高校の同窓会が大阪の梅田で開かれた。
私は診察していたので、20時過ぎに到着(18時半から開始)。
450人いた同級生が、100人ぐらい来ていたので、多い参加なのだろう。

大阪で開かれたので、やはり女性の方が多い。
男性は、仕事で東京に住んだりしているからだろう。

いま、40代の後半なのに、来ている女性は、比較的綺麗で、細い人が
多かった。そういう人しか、同窓会に来ないのかもしれない。
比較的生活が楽で、年の割りに若いといわれているような人しか。

娘にその話をすると「同窓会ってなんか怖いね」といわれた。

私は、今年、マラソン? ウォーキングに目覚めて、走り出したので、
体脂肪率が23%前後に落ちて、よかったと胸をなでおろした。この春だと、
「そのお腹どうしたん!?」といわれるものがついたいたからだ。

私の場合、運動しないで、ボーとしているとすぐに太る体質のようだ。

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できそこないの男たち

できそこないの男たち (光文社新書 371) Book できそこないの男たち (光文社新書 371)

著者:福岡伸一
販売元:光文社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

福岡伸一氏は、『生物と無生物のあいだ』で新書大賞、サントリー学芸賞を受賞されているだけあって、文章がうまい。これが科学の本とは、思えないぐらいグーグーとひっぱっれる。
生物の時間に先生が、こんな風に話をしてくれれば、もっと好きになったのに、とさえ思う。

目次

プロローグ
第一章 見えないものを見た男
第二章 男の秘密を覗いた女
第三章 匂いのない匂い
第四章 誤認逮捕
第五章 SRY遺伝子
第六章 ミュラー博士とウォルフ博士
第七章 アリマキ的人生
第八章 弱きもの、汝の名は男なり
第九章 Yの旅路
第十章 ハーバードの星
第十一章 余剰の期限
エピローグ

 臨床獣医師をしていて、猫や犬がオシッコが出ないといわれば、導尿をしないといけない。
オスは、目をつぶっていても、簡単に尿管に管を入れることができる。
一方、メスは、尿管に入れるのに、少しテクニックがいる。
新米獣医師の頃、冷や汗をかきながら、メスの導尿をしたものだった。
それには、以下のようなことあったのだ。

本文から
男と女、どちらがが高等か? かつて読んだ文章にこんな問いがあった。
 生物の高等・下等は何で決まるか。女性側から次のような発言が出た。それは分化の程度である。分化、すなわち目的に応じてより専門化が進んでいること。その視点から見ると答えは明らかである。女性は、尿の排泄のための管と生殖にための管が明確に分かれている。しかるに男性は、尿の排泄のための管と生殖にための管がいっしょくたである。つまり女性の方がより分化の程度が進んでいる、と。
 (略)
 しかしあらためて考えてみると、排泄物である尿と子孫を維持に不可欠な精子が同じ管を出てくるというのは奇妙なことである

 そうか、女の方が、生物学的にいう分化しているので、メスの方が導尿しにくいのだ。
メスは、排泄物の管と、精子を招きいれる管は別々なのだ。尿管にいれたつもりが、子宮にはいったりするのだ。

 この本を読んで、こんなことに妙に納得するのは、臨床獣医師ならではだ。

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